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【緊急提言】新型コロナの影響で収集量増?!生活ごみの分け方・出し方を見直そう。その①

■ごみ収集作業員への心温まるメッセージに「ありがとう!」

2020年2月29日、仙台市内で1例目の新型コロナウイルス感染症患者が発生しました。その後感染者数は急増し、4月16日に緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大。私たち仙台市民もはじめて外出の自粛を求められる生活を送ることになりました。

その後4月下旬頃から、仙台市内ではごみ収集作業員へのメッセージが書かれたごみ袋や、集積所に作業員へのメッセージが書かれた貼り紙が見られるようになりました。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか安全で安心な市民生活のために一所懸命に仕事に従事してくれた方々に、感謝の言葉が寄せられていたのです。
この心温まるメッセージを見た収集作業員からは「大変励みになった」という声が届いています。また、今回取材に応じてくれた仙台市環境局の職員からは「ごみ収集は、市民の皆さんが生活したり仕事をしたりする上でなくてはならない基本的な部分。どういう状況でも、万全の態勢を整えて継続していくことが大事だと改めて感じました」と、ごみ収集という仕事の大切さを再確認していました。

■新型コロナウイルスの影響か?! 仙台市内のごみ収集量が急増しています!

ところで、この外出自粛期間に、仙台市内では家庭から出されるごみの量が大きく増加しました。下のグラフをご覧ください。


仙台市内のごみ収集実績の推移(2020年1月~6月)
2020年1月から2月までは前年度と比べて収集量にあまり差がなかった生活ごみが、4月に2万トンを超え前年度比7%増となるなど、とびぬけて増えています。仙台市は、生活ごみが増えた主な要因のひとつに「新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響(学校の休校、在宅勤務、内食や中食の増加による自宅内でのごみ出し量の増等)」があると考えています。
ごみが増えると、さまざまなことに影響が及びます。短期的には、急増した生活ごみの収集に時間がかかるため、収集車の増車や人員を増やすなどの緊急対応が必要になります。また長期的にみれば、ごみを焼却する際の二酸化炭素排出量が増え環境に負担がかかるだけでなく、焼却後の灰等を処理する埋立処分場を使える期間が短くなります。
生活ごみのうち、家庭ごみは6月にも増加傾向にあります。これまでの推移を振り返ってみましょう。

家庭ごみ(全体の総量及び1人1日当たり換算)(2009年度~2019年度)
東日本大震災の影響で、一時増加した仙台市の生活ごみの量は、今回のコロナ禍に見舞われるまでは減少傾向で、震災前の水準に戻っていました。一度ごみの量が増えたからといって増加の一途をたどるわけではありませんが、私たちのごみ減量の意識と実践で、減らしていくことが大切です。
今は新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しながらごみの減量・リサイクルに取り組まなければならず、これまでと勝手が違う部分もあります。次回の記事では改めて仙台市のごみの分け方・出し方をおさらいし、感染拡大防止につながるごみの出し方について具体的にお伝えします。

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