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ホームキャニング(自家製瓶詰)で食品をおしゃれにストック。

■カラフルでかわいい! 自宅にある道具で自家製瓶詰に挑戦しよう

 まず、自宅の食器棚をぐるりとのぞいてみましょう。お店で購入したジャムやコンポートの入っていた瓶を、かわいいからと何となく保管してそのまま放置していませんか? ジャーサラダやドリンクが流行った時、つい購入して今は静かに眠っているガラス製の広口瓶はありませんか? そうした身の回りにあるガラス製の容器を使って、瓶詰の自家製保存食を作ることができます。たとえば野菜のピクルスを詰めればカラフルで見た目にかわいらしく、四季折々のフルーツを使ったジャムなどは、脱気・殺菌すれば常温で半年以上長期保存することができます。食品を長くおいしく食べられる「モッタイナイ」の精神に「かわいい」要素をプラスしたホームキャニングで、おしゃれな保存食生活を始めてみませんか?

■瓶詰に必要な道具を揃え、準備に取りかかりましょう

自家製瓶詰を作るには、食品を入れる瓶や食品を作る調理道具、消毒・殺菌のための道具が必要になります。たとえば、こうした道具があればそれぞれの行程で活用できます。

【保存瓶】
ガラス製の瓶にはいくつか種類がありますが、スクリュー式やツイスト式ふたの瓶、パッキンが付いた広口瓶はきっちり密閉できるため保存に向いています。
【鍋】
食品を作る際や、瓶の煮沸消毒、長期保存のための脱気・殺菌をする時に使用します。
【ふきん】
鍋の底に敷きその上に瓶をのせて煮沸消毒したり、消毒した瓶を自然乾燥したりする時などに使用します。
【トング】
煮沸した瓶を取り出す時には、トングが役に立ちます。瓶詰を作るための専用のグラスリフターがあると、より便利です。
【消毒用アルコール】
小さな瓶は鍋に入れて煮沸消毒を行いますが、鍋に入らない大きな瓶は消毒用アルコールで消毒してから使用します。

食品の保存に使う容器は、保存中の雑菌やカビの繁殖を抑えるために必ず消毒した清潔な瓶を使用します。消毒は、煮沸消毒とアルコール消毒の2つの方法があります。

煮沸消毒を行う時は、ふきんを敷いた鍋に瓶を入れ、水で完全に浸して火にかけ沸騰させ、パッキンは3分ほど、瓶やふたは10~15分程度煮沸した後、ふきんの上に伏せて乾かしましょう。
煮沸消毒が難しい大きな瓶は、アルコール消毒を行います。食品用アルコールや度数35度以上のホワイトリカーを使って、スプレーしたりキッチンペーパーで拭いたりして消毒します。

■自家製瓶詰に向いている食品と保存期間の長さ

自家製瓶詰に向いている食品とは、一体どういうものでしょうか。ジャムやコンポート、ピクルスや漬物などはもちろん、トマトソース、バジルペースト、各種マリネ、ドレッシングやめんつゆなどの調味料や栗の渋皮煮といったスイーツ系まで、普段の食生活によくなじむ食品を保存することができます。

保存期間の長さは、瓶に詰める食品の種類や保存の仕方によって変わってきます。たとえば、オイル漬けやピクルスなど調理の際に火を加えないものは冷蔵庫で数日~数ヵ月ほど、トマトソースやジャムなどの加熱したものは、脱気と煮沸による殺菌を行えば常温で半年以上の長期保存が可能になります。作った後にすぐ食べたい食品は冷蔵庫で保存し、作り過ぎた時やすぐに食べない食品は長期保存できる脱気・殺菌を施しておく、といった使い分けをして瓶詰ライフを楽しんでみましょう。

■長期保存のための脱気・殺菌の方法

ジャムやソースなどを半年以上長期保存したい時は、脱気・殺菌を行いましょう。脱気とは、瓶の中の空気を抜く処理のこと。煮沸による殺菌と合わせて行うことで、瓶の中の雑菌を減らして食品の変質のリスクを下げることができます。

脱気・殺菌をする時は、消毒した瓶に食品を入れ、ふたを軽く締めた状態で鍋に入れます。瓶のふたにかからない程度に鍋に湯を張り煮沸したら一度取り出し、ふたを完全に閉めます。その後もう一度煮沸した後に鍋から取り出し、逆さにして冷ましたら完成。瓶のふたの中央がへこんでいたら、脱気・殺菌ができたサインです。なお煮沸時間は、瓶の容量によって異なります。

(ひとくちメモ)

・適切な消毒や殺菌を行わないと、食中毒などのリスクが高まる可能性があります。自家製瓶詰を作る時は、専門書や注意喚起のサイト、ワークショップ参加などで正しい情報を身に着け、衛生管理を十分に行ってください。
・脱気・殺菌を施し長期保存ができる瓶詰ですが、一度開けた後は冷蔵庫・冷凍庫に保存し、早めに食べきりましょう。

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