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キレイな水が生まれるトコロ

みなさん、突然ですが、トイレの水は使い終わった後どうなるのかわかりますか?
日々生活していて気にしていなかったことだけど、水はトイレやお風呂、洗濯機にも使い、生活には欠かせないもの。
どこに流れて、どうなっているのでしょう。
実際に調べてみると、私たちが使った水はきれいに浄化されて、海へ流されていることがわかりました。
今回のワケアップニュースネットワークは、私達が使った水が、どうなるのかをお伝えします。

■行き先は南蒲生浄化センター

仙台市から出た排水のうち70%あまりを処理しているのが南蒲生浄化センター。
東日本大震災では、建物はもちろん、機械、電気設備など大きな被害を受けてしまいましたが、平成28年4月から水処理を再開。
震災前より面積はせまくなったものの、地下、地上の縦長の構造で、東日本大震災時の津波の高さまで嵩上げすることで防災機能が高まっています。
また、太陽光や小水力による自家発電設備もあり、環境配慮型の処理場になっているとのことです。

■自然のチカラでキレイな水に生まれ変わる

皆さんが使用した水は、下水道を通って下水処理場まで届きます。
まずは、「沈砂池(ちんさち)」という場所で、落ち葉などの大きなごみが取り除かれます。ここで、下水をゆっくり流して沈殿させます。
大きなごみが取り除かれたら、「最初沈殿池(さいしょちんでんち)」という場所でさらに流れをゆっくりにし、細かな汚れを落としていきます。
ここまでで落ち切らなかったごみは、次の場所で落とされます。
その場所が「反応タンク」という場所です。
この場所では、微生物によって水をきれいにします。
実は、この微生物がキレイな水を生み出しているのです!

■微生物の働きを管理する

最初沈殿池を通った後で、水は濁った状態になっています。
この水の中には水をきれいにする微生物がいるのですが、ここに空気を送って微生物の働きを活性化させることで、微生物が汚れを食べ、分解します。
この空気を送る量などによって微生物の働きがかわるそう。
南蒲生浄化センターでは、微生物の動きをしっかり管理し、微生物を最適な状態で働けるようにしています。

■きれいになって海に流される

微生物が働いた水を取り出して、少し時間をおいて微生物などを沈殿させるとこんなにもキレイな水に。
この後は、「最終沈殿池(さいしゅうちんでんち)」という場所で微生物が沈殿し、消毒されて海へ流されます。最終沈殿池までは下水の臭いがして、鼻にツンとする臭いがしますが、最終的には臭いもせず、きれいな水に生まれ変わります。

「下水処理は、唯一自然に還元する仕事」という南蒲生浄化センター職員の言葉。

確かに、資源を私たちが一方的に使うことばかりで、自然に還元する仕事はないですよね。
でも、下水処理はそれを可能にする地球のための大きなリサイクル工場のような場所でした。

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