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キッチンの棚おろし&整理収納で、食品を捨てずに使いきろう。

■食品保存の「悲しいあるある」体験、ありませんか?

 冷蔵庫にあった調味料、久々に使おうとしたら中身が変質してしまっていた! ストッカーに残っていたあのレトルト食品、今日食べてみようかな…と思ったら、賞味期限が切れてかなり経っていた! こうした食品保存にまつわる「悲しいあるある」、体験したことはありませんか?

 本来食べられるはずの食品を食べることなく廃棄してしまうことが、いわゆる「食品ロス」です。これまでのWNNでもお伝えしているように、日本での1年間の食品ロスは約632万トン。この数字を少しでも減らして、環境と家計にやさしく、自分のおなかも美味しく満たしてくれる食生活を送りたいものですね。
 そこで今回は、キッチンでの「悲しいあるある」をストップするためのワザをご紹介します。そのワザとは、キッチンにある食品を“棚おろし”して今どんな食品の在庫があるのかを把握し、賞味期限が近いものから優先して使えるように整理する一連の流れです。具体的にどんなことを行うのか、5つのステップにまとめてみました。

■食品を使いきるための5つのステップ

STEP1

全部出す
 まず、キッチンにあるすべての食品を保存場所から出します。ストッカーや食器棚はもちろん、シンクの下など忘れがちな場所にも隠れていたりするので念のため確認を。もちろん冷蔵庫の中もチェックします。

STEP2

ワケる
 全部出した食品すべての消費期限・賞味期限を確認し、期限が近付いているもの(3ヵ月前程度を目安に)を別のグループに分けておきます。
 この作業の時に「こんな食品がウチにあったんだ!」と、買ったことをつい忘れてしまっていた食品との再会があるかもしれません。せっかくの再会なので、その食品を使って作れる今夜の夕飯メニューを検討するのもいいかもしれませんね。

STEP3

見える化する
 消費期限・賞味期限が近付いているグループの食品それぞれに、期限の年月日を確認しやすい場所に記入します。これで、今まで以上に期限が迫った食品を意識しやすくなりました。

STEP4

整理する
 すべての食品を「レトルト食品」「調味料」「缶詰」あるいは「使いかけ」「未開封」「長期保管可」など自分が使いやすいジャンル別に整理し、ひとまとめにして収納します。この時、STEP3で見える化した食品は、一番目のつきやすい場所に収納しましょう。またはストッカーなどに保存せず、キッチンの手に取りやすい場所にまとめて置くなどの工夫も効果的です。

STEP5

使いきる
 消費期限・賞味期限を記入した食品は、常に意識して調理に活用します。特に調味料類はなかなか量が減らないので、積極的に使いましょう。
 この5つのステップを行えば、キッチンの中にある食品の在庫や消費期限・賞味期限をしっかり把握することができ、期限切れを起こす機会がぐっと減少します。一連の流れをはじめて実践する時は、STEP2の段階で廃棄の対象となってしまう食品が出てしまうかもしれませんが、定期的に繰り返し行っていれば食品廃棄ともサヨナラできますし、次回の作業は格段に楽になるはずです。

(ひとくちメモ)
・食品の収納をする時に使うストックの容器は、透明のものがおすすめです。中にどんなものが入っているかが一目瞭然です。同じ容器に統一すると、見た目もすっきりします。
・食品の棚おろしの結果をもとに、今後の食品購入を見直しましょう。特売で大量に購入し在庫がダブついているもの、特定の料理にしか使わないスパイスなど、なかなか消費しないものはありませんか? 「必要以上に買わない」「普段キッチンにあるもので代用する」という工夫も、食品ロスの解消につながります。

棚おろしのサイクル

 食品の棚おろしや整理収納は一度行えばすっきりしますが、日常の調理で使ううちに、整理が乱れてきたり近付いている消費期限・賞味期限を忘れてしまったりすることがあります。そのために、棚おろしは定期的に行うことが必要です。生鮮食品や冷凍食品、常温ストック品はそれぞれ期限の長さが異なるため、ストックする場所や内容によって棚おろしのスパンも変えて行いましょう。

生鮮食品(冷蔵庫)
1週間に1回
 冷蔵庫に保存する肉・魚や開封した市販品などは、劣化が急速に進みます。消費期限内に使いきるために、冷蔵庫内はまめに棚おろしを行うことをおすすめします。鮮度よく野菜を食べるために、または冷蔵庫の奥深くに眠っている調味料をたびたび思い出すためにも、週イチの棚おろしが有効です。
冷凍食品(冷凍庫)
1ヵ月に1回
 近年、食品の長期保存のために冷凍庫のフル活用が一般的になりつつありますが、長期保存ができるからと安心して、つい何ヵ月も同じ食品を冷凍庫の中に入れっぱなしにしてしまうことがあります。冷凍庫での保存でも、やはり徐々に品質の劣化は進んでしまうもの。冷凍庫内の食品は月イチで棚おろしを行い、前月も見かけた食品はなるべく早めに使いきりましょう。
常温ストック品(ストッカーなど)
3ヵ月に1回
 食品を使いきるための5つのステップのうち、STEP2で消費期限・賞味期限が3ヵ月前に迫っているものを見つけ、期限を見える化しました。次回は3ヵ月後に棚おろしを行えば、また新たに期限が近づいた食品が見つかるはずです。こうして3ヵ月おきに棚おろしを行えば、つい期限を忘れがちな常温ストック品も、廃棄ゼロを達成することができるでしょう。

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