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知らないとモッタイナイ - おいしい卵の秘密

竹鶏ファーム

竹を使わないなんて、モッタイナイ

自然豊かな蔵王のふもとに鶏舎を構える「竹鶏ファーム」。日々生み出される卵は、今や宮城県を代表するブランド卵で、その名も「竹鶏たまご」と呼ばれています。

「くさみがなく、濃厚な味わい」と人気の「竹鶏たまご」の美味しさの秘密は、社名にも入っている「竹」。養鶏場の仕事を進めていく中で、近隣の迷惑になってはいけない…と、畜産独自の臭い対策として竹炭をエサに混ぜてみたそうです。
すると、これが大成功。臭いが抑えられただけでなく、卵そのものまで美味しくなりました。以来、「竹鶏ファーム」では、竹炭を使用したオリジナル配合のエサで鶏を育てています。黄身をオレンジにする色素をエサに混ぜる方もいますが、「竹鶏ファーム」ではあくまでも“黄身=黄色”が一番だと考えています。そして、鶏たちが飲む水も竹炭で浄化し、鶏舎のまわりには竹炭を配置しています。そしてこの竹炭も、竹林から切り出して自社で製造するというこだわりよう。また、動物たちの権利=アニマルウェルフェアも順守して鶏たちが過ごす鶏舎を広めに作っていることから、鶏にストレスが少ないのもおいしい卵の秘密といえるでしょう。

命をまるごといただかなくちゃ、モッタイナイ

「竹鶏ファーム」では、2017年から新たな取り組みを始めました。営業部マネージャーの緒方大輔さんは「鶏舎で出る鶏糞を発酵させ、堆肥として地域の農家のみなさまに使っていただこうという取り組みが始まったんです」と教えてくれました。「竹鶏ファーム」で目指しているのは、「地域循環型」の一次産業なのです。

そして広報の赤渕利恵さんはこうも教えてくれました。「鶏が卵を産めるのは、個体によっても違いますが、おおむね1年半から2年。卵を生産できなくなった鶏は、業者さんにお願いして解体され、親鳥肉として販売されています」。
日々、卵を産み、その後は鶏肉として人間に食べられる…。鶏の一生を思う時、私たちは、その恵みに感謝せざるを得ません。

知らなきゃモッタイナイ! 卵トレビア

「卵がとにかく好きでたまらない」という、緒方さんと赤渕さんに卵をより美味しくいただくための方法を伺いました。

すると緒方さんは「冷蔵庫の卵入れに、ケースから出した卵を入れないで!」。というのも、卵は温度変化によって劣化が始まるからなのだとか。つまり、頻繁に開閉されるドアポケットは冷たい空気と暖かい空気が常に混在しているため、卵の表面に結露が付き、卵が呼吸することができなくなって劣化が早まるのだそうです。「ドアポケットに入れるなら、せめてパックに入れたままで。できれば、冷蔵庫の奥で保管してほしい」と、緒方さん。「卵にも上下があります。とがった方が下、これもお忘れなく。逆に置くと卵の息が詰まってしまいます!」。もう一つ、意外なことも。「生の卵と茹で卵。保存が効かないのは、茹で卵です」。賞味期限を延ばすために取りあえず茹でておこうはダメ。命と生産者の想いが詰まった卵は美味しいうちに美味しくいただきたいですね。
そしておススメの食べ方は、「断然、白米に卵をかける卵かけご飯」とふたり声を揃えました。竹鶏ファームでは、卵かけご飯専用のだし醤油も販売しています。今日もたくさんの人たちに生の卵の美味しさを伝えようとスタッフのみなさんは忙しく働いているのでした。
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